日本各地の「龍神の滝」17選!絶景スポットから秘境スポットまで徹底紹介!

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tomineko
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日本各地には龍神と深いつながりのある”龍神の滝”が多く存在しています。

その中でも人気の絶景スポットや、知る人ぞ知る秘境スポットをご紹介!

そこで、この記事では

この記事のポイント
  • 日本各地の「龍神の滝」17選は?
  • 日本各地の絶景スポットや秘境スポットをご紹介!

について解説していきます!

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「龍神の滝」とは?

日本全国には”龍神の滝”と名付けられた滝や、龍神伝説が伝わる滝が多数存在しています。

それは、龍神が古来より滝の守り神や水の神として崇められ、雨乞いや五穀豊穣、村の安全を祈願する信仰が各地で根付いてきた歴史があるからです。

滝は“天と地を結ぶ神聖な場所”や“龍神の住処”と考えられ、水の浄化力や圧倒的な生命力を感じることができるパワースポットとしても人気!

人によっては「体調が良くなった」などの効果を感じる人もいるよ。

ここからは、日本各地に伝わる龍神伝説と滝にスポットを当て、その規模や見どころ、絶景スポット・秘境スポットとしての魅力などを詳しくご紹介していきます。

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北海道の龍神の滝

北海道にある摩周湖(ましゅうこ)・屈斜路湖(くっしゃろこ)周辺には”龍神の滝”はありませんが、摩周湖の伏流水によってできた「神の子池」(かみのこいけ)という美しい池があります。

また、島牧郡(しままきぐん)島牧村(しままきむら)には「賀老の滝」(がろうのたき)別名「竜神の滝」があり、地域の龍神信仰の象徴です。

  • 所在地:北海道島牧郡島牧村字賀老
  • アクセス:JR「黒松内駅」より車で約90分
  • 駐車場:賀老高原キャンプ場駐車場を無料で利用可能(約30台)、そこから徒歩約20分

滝の落差は約70m、幅は約35mで道内最大級の規模を誇り、滝の轟音と水の流れは迫力抜群!

日本の滝100選にも選ばれた大瀑布だよ。

岩に砕け散る水しぶきと時折かかる虹が最高のロケーションです。

また、「賀老の滝」には龍神伝説があり、松前藩士が幕府の厳しい取り立てから財宝を守るため滝壺に金を隠した際、龍神が現れて「この金を守ろう」と告げました。

それ以後も財宝を奪おうと滝壺に近づく者には、龍神が怒り嵐や洪水を起こしたと伝えられています。

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青森県と秋田県の龍神の滝

青森県と秋田県にまたがる十和田湖(とわだこ)には、修行僧の南祖坊(なんそぼう)と湖の主である八郎太郎(はちろうたろう)の龍神伝説が語り継がれています。

南祖坊と八郎太郎の龍神伝説とは?

熊野で修行を積んだ南祖坊は、あるとき「鉄のわらじの鼻緒が切れた場所を住処とせよ。」というお告げを受けました。

そこで日本中を巡る中、十和田湖で鼻緒が切れたため「この地を永遠の住処としよう」と決めます。

一方で、十和田湖には岩魚や水を捕食したために8つの頭の蛇(龍)に変貌した八郎太郎が湖を支配していました。

南祖坊と八郎太郎は湖をめぐり激しい争いを繰り広げ、南祖坊は9つの頭を持つ龍に姿を変えて7日7晩争った結果、南祖坊が勝利。

その後、青龍大権現(せいりゅうだいごんげん)として十和田湖の守り神になり十和田神社に祀られました。

敗れた八郎太郎は秋田県に八郎潟(たちろうがた)を作って、そこに住み着いたんだって。

実際に十和田神社には南祖坊が青龍大権現として祀られており、境内の熊野神社には、南祖坊が履いていた鉄のわらじが奉納されています。

そして特に有名なのが神社の奥にある「占場」(うらないば)と呼ばれるスポット。

ここは南祖坊が十和田湖に入水して青龍大権現と化した所とされていて、古くから吉凶を占う霊験あらたかな場所として信仰されています。

今は通行禁止になっていて、観光ボートツアーでないと行くことができないよ。

また、十和田湖から流れ出す川が奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)で、渓流沿いには有名な「銚子大滝」(ちょうしおおたき)が流れています。

この「銚子大滝」には十和田湖や龍神伝説とも深い結びつきがあり、かつて十和田湖がの女人禁制の聖地とされていたころ、湖への遙拝所が「銚子大滝」のすぐ上にありました。

つまり、滝が聖域への結界や門としての位置づけられ、十和田湖の龍神信仰の境界を象徴していたのです。

  • 所在地:青森県十和田市奥瀬字栃久保
  • アクセス:十和田湖休屋から車で約20分、奥入瀬渓流沿い(国道102号)
  • 駐車場:近くに無料駐車場があり、滝までは徒歩3~5分

落差は約7mほどですが幅広く流れ落ちる様は迫力があり、壮観な絶景スポット!

手つかずの原生林に囲まれているから秘境感たっぷりだね。

深い森に包まれた滝は霧や水しぶきがかかり、まさに龍神が棲むイメージにぴったりの幻想的な場所です。

また、朝日や夕日に照らされた滝の表面や滝壺の深い緑青の水面は、まるで宝石のよう。

時折、滝壺から舞い上がる水滴によって虹色の光輪が作られ、自然の魔法を見ている感覚になるでしょう。

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福島県の龍神の滝

南会津町(みなみあいづまち)には”龍神の滝”という名称ではなく、「龍神滝」(りゅうじんたき)という名の、知る人ぞ知る穴場的な名瀑があります。

  • 所在地:福島県南会津郡南会津町滝原
  • アクセス:国道352号から荒海山登山口方向へ進み「魚自慢」ののぼりが立つT字路を右折後、案内看板「龍神滝入口」に従い徒歩で道なりに進むと赤い鳥居が見えます
  • 駐車場:滝専用の駐車場はありませんが、入口手前の広い路肩に駐車可能

滝の規模は落差約4m、幅は約6mで流れ自体は太くないものの、飛沫がきめらき滝壺に吸い込まれる姿は、まるで龍が棲んでいるかのような神秘さを放っています。

滝壺が青くてキレイ!

この滝の最大の魅力は碧色の滝壺で、別名「ブルーフォール」とも呼ばれる青く澄み切った色彩。

また、滝の側には龍神を祀る朱色の小さな祠があり、地元では雨乞いの神として信仰されています。

秋の紅葉も素晴らしいですが、冬の静寂に包まれた雪景色では滝壺のブルーが際立ち、水面の鏡として幻想的な世界を感じることができますよ。

群馬県の龍神の滝

多野郡(たのぐん)上野村(うえのむら)には、豊かな自然と伝説が息づく「龍神の滝」が存在しています。

  • 所在地:群馬県多野郡上野村野栗、野栗沢川沿い
  • アクセス:国道299号線より「ヴィラせせらぎ」(向屋温泉)を過ぎたら神流川を渡り左折し、野栗キャンプ場の奥
    • JR高崎線「新町駅」より日本中央バス「上野村ふれあい館」行き、「八幡」下車後、野栗沢川沿いに徒歩
  • 駐車場:野栗キャンプ場駐車場が利用可能で、そこから徒歩1~3分

滝は2段構成になっており、上段や約15mの華麗な流れ、下段は2本に分かれ約5mの豪快に落ちる様子を見ることができます。

色んな滝の種類があるんだね。

苔むした岩を伝いながら勢いよくしぶきをあげて落下し、天気が良い日は木漏れ日を受けてキラキラと輝き青く澄んだ滝壺に心を奪われるでしょう。

また、雨が降った後は水量が増すため、轟音とともに迫力のある大自然を感じることもできますよ。

栃木県の龍神の滝

日光市(にっこうし)にある龍神の滝として最も知られているのは、龍神に由来する「竜頭の滝」(りゅうずのたき)です。

  • 所在地:栃木県日光市中宮祠
  • アクセス:JR日光線「日光駅」または東武日光線「東武日光駅」より「湯元温泉」行きバスに乗車約65分、「竜頭の滝」で下車、徒歩約2分
    • 日光宇都宮道路「清滝IC」より約30分
  • 駐車場:普通車37台、大型車33台の無料駐車場あり

滝の規模は長さ約210m、幅約10mで、男体山(なんたいさん)の噴火による溶岩の上を階段状に激流となり流れ落ちる渓流瀑です。

滝壺付近では、大きな岩によって流れが左右に分かれ、まるで龍の頭にみえることから「竜頭の滝」と名付けられました。

本当に龍神が棲んでいるのかも!?

5月~6月はトゴクミツバツツジの群生が、9月下旬~10月中旬はモミジ・シナノキ・ブナが色づき、燃えるような紅葉を楽しむことができますよ。

奥日光三名瀑の1つとして、華厳滝(けごんのたき)や湯滝(ゆたき)と並び高い人気と信仰を誇っています。

東京都の龍神の滝

西多摩郡(にしたまぐん)檜原村(ひのはらむら)にある「龍神の滝」は、落差が約18mのやや狭い直下型で、スリムで美しい流れをした滝。

  • 所在地:東京都西多摩郡檜原村数馬、檜原街道沿い
  • アクセス:JR「武蔵五日市駅」より西東京バス「数馬」または「温泉センター」行きに乗車、「温泉センター」または「下平」で下車し、徒歩約3分
  • 駐車場:「数馬の湯」第2駐車場を利用し、滝まで徒歩約1分

かつては水量が豊富で深い滝壺があったようですが、現在では上流部が植林地のため水量はやや控えめです。

三頭山(みとうさん)に棲む大蛇が体を癒しに滝へ降りてきて、滝壺に姿を現したときの様子が龍のように見えたことから龍神の名がついたそう。

滝壺に潜んで動物を引き込むという伝承が語り継がれているよ。

また、滝壺のすぐ近くまで行くことができるため、水しぶきを浴びることもできます。

さらにここの「龍神の滝」は、近隣にある「九頭龍の滝」とともに関東有数の滝行道場として知られ、伝統的な修験道・禊の場。

年間を通して体験が可能で、初心者の方や女性の方、高齢者の方も多く参加していますので、体験希望の方は事前予約をして行きましょう!

茨城県の龍神の滝

常陸太田市(ひたちおおたし)には「龍神の滝」という名の滝はありませんが、竜神峡(りゅうじんきょう)という渓谷と滝群があります。

そのため特定の大滝と言うよりも、V字形の深い渓谷内に点在する大小様々な滝と清流が作り出す自然美が特徴。

  • 所在地:茨城県常陸太田市天下野町(竜神峡エリア)
  • アクセス:JR「常陸太田駅」または「常陸大子駅」より茨城交通バス「竜神大吊橋」行きで約40~50分、「竜神大吊橋」下車、徒歩すぐ
    • 常磐自動車道「那珂IC」または「日立南太田IC」より約40分
  • 駐車場:竜神大吊橋周辺に無料駐車場あり(第1~第3に合計265台)

その中でも代表的な滝は「亀が淵」(かめがふち)で、竜神川にかかる落差3mの滝です。

滝自体は小ぶりだよ。

水が深い淵に静かに落ちる様子と、周囲の緑豊かな自然との調和が見どころで、清らかな水が岩に当たって柔らかな白い泡を作りながら淵へと流れ込みます。

春は新緑・秋は紅葉が渓谷に差し込む光と岩肌、流れ落ちる水が織りなす幻想的な空間が魅力。

また、近くの竜神大吊橋(りゅうじんおおつりばし)からは滝を眼下に一望でき、空中からの圧巻のパノラマを楽しめる魅力的なスポットですよ。

富山県の龍神の滝

南砺市(なんとし)にある桜ヶ池(さくらがいけ)には龍神伝説がありますが、”龍神の滝”はありません。

しかし、同じ南砺市の「不動滝」(ふどうだき)には龍神が棲むと言われ、地元で親しまれています。

  • 所在地:富山県南砺市大谷
  • アクセス:あいの風とやま鉄道「高岡駅」より庄川方面行・井波行バスに乗車、「閑乗寺口」下車後、徒歩約30分
    • 北陸自動車道「砺波IC」より約30分
  • 駐車場:5台程度の無料駐車スペースあり

伝説によると龍神はこの水源を守護しており、滝壺付近に姿を現し黒雲とともに小龍が滝壺へ姿を消すと言われているんだとか。

落差は約40mの段瀑で、不動滝の霊水と呼ばれる水は年間を通して11℃を保っています。

平成の名水百選にも選定されているんだって!

また、富山市にある「龍神の滝」は、立山山麓・粟巣野(あわすの)エリアの奥深い自然と神秘的な雰囲気が感じられる、まさに秘境の瀑布。

滝の落差は約40mの直瀑で、立山火山(たてやまかざん)の噴出物でできた岩盤を勢いよく流れ落ちます。

その様子はまさに龍が天に昇る姿のよう!

  • 所在地:富山市粟巣野付近、立山山麓スキー場(あわすのスキー場)から徒歩圏内
  • アクセス:富山地方鉄道「立山駅」よりタクシーまたはバスでスキー場へ(駅から徒歩1時間半)
    • 北陸自動車道「立山IC」より約30分
  • 駐車場:あわすのスキー場の無料駐車場(約20台以上)

渇水期以外は轟音を立てて流れる滝が圧巻だよ。

春から夏にかけては新緑、秋は紅葉が素晴らしく、特に11月上旬~中旬は滝と紅葉のダイナミックな景観が広がります。

長野県の龍神の滝

飯田市(いいだし)にある「龍神の滝」は、天竜峡(てんりゅうきょう)エリアの豊かな自然や神秘的な気配が共存する秘境の滝。

  • 所在地:長野県飯田市川路 天竜峡遊歩道途中(天竜川沿い)
  • アクセス:JR飯田線「天竜峡駅」より天竜峡遊歩道を徒歩で進んだ渓谷の中
    • 中央自動車道「飯田IC」より約25分
  • 駐車場:天竜峡観光駐車場や遊歩道入口付近の無料駐車場を利用可能で、駐車場から徒歩約10〜15分

落差は約15m前後で天竜峡の岸壁から幾筋にも分岐し、糸のように繊細に流れ落ちる様が特徴です。

ずっと眺めていたいなぁ。

透明度が非常に高く深い森を背景にした滝壺は、季節や天候によってブルーやエメラルドグリーンに輝く神秘的な魅力を放っています。

かつては雨乞いが行われた歴史があり、「龍神」の名の通り地元では龍が棲むという伝説が伝わり、現在でも神聖視されているそうですよ。

岐阜県の龍神の滝

中津川市にある「龍神の滝」は、恵那山(えなさん)系の深い山あいにひっそりと流れ落ちる秘境感たっぷりの場所にある名瀑です。

  • 所在地:岐阜県中津川市加子母地区の山中、付知川の上流域
  • アクセス:国道256号より「加子母大杉」方面へ
  • 駐車場:加子母大杉や周辺の公園・ハイキングコース入口に無料駐車場あり、そこから徒歩数分

滝の落差は約10~15mで力強く流れ、季節によって水量の変化が感じられるでしょう。

古くから龍神伝説が残るこの地は、地元の人々から水神信仰の対象となっているそうだよ。

滝壺は澄み切ったエメラルドグリーンで、夏は新緑が生い茂り、秋は鮮やかな紅葉が滝の水面を彩ります。

また、恵那市(えなし)付知町(つけちちょう)の「龍神の滝」は、付知峡(つけちきょう)エリアの遊歩道沿いで目にすることが可能。

小規模な名瀑が点在しており、水の透明度が抜群です!

新緑と紅葉の時期は複数の滝や渓谷美を楽しむことができ、付知峡自体が「森林浴の森日本100選」に選ばれるほどの素晴らしいスポットですよ。

奈良県の龍神の滝

吉野郡(よしのぐん)川上村(かわかみむら)にある「龍神の滝」は、龍神信仰と深く結びついた中奥川の上流に静かに佇む滝です。

  • 所在地:奈良県吉野郡川上村、中奥川沿い(丹生川上神社上社の近辺)
  • アクセス:近鉄「大和上市駅」よりバスで約35分「川上村役場前」下車、徒歩10分
    • ⼤阪方面や京都方面から南阪奈道路「葛城IC」より国道169号線を川上村方面へ進み、丹生川上神社上社を目指す(村の中心部から神社までは案内板あり)
  • 駐車場:丹生川上神社上社に無料駐車場(約30台)があり、そこから徒歩圏内

滝の規模は落差20mほどで、数段に分かれて優雅に岩肌を滑り落ちる姿が印象的!

人里離れた静けさと幻想的な薄霧で神秘的な雰囲気だよ。

非常に透明度が高いため、滝壺は天気や季節ごとにエメラルドグリーンに輝きます。

この滝には龍神が棲むとの言い伝えがあり、祈雨・止雨の対象となってきました。

また、丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)の「龍玉」に3回息を吹きかけて滝に投じると願いが叶うとも伝わります。

丹生川上神社は、675年に創建された日本最古の水の神社として名高く、古来より朝廷の祈雨や止雨の神事の場でもあったそうです。

和歌山県の龍神の滝

田辺市(たなべし)龍神村(りゅうじんむら)にある滝は”龍神の滝”という名称ではないですが、地元で有名なのが「曼陀羅の滝」(まんだらのたき)です。

  • 所在地:和歌山県田辺市龍神村龍神、温泉寺の裏山
  • アクセス:JR「紀伊田辺駅」より龍神バスで「龍神温泉」バス停下車、温泉寺経由で徒歩約20分
    • 阪和道「有田IC」または「南紀田辺IC」より国道424号・371号経由で龍神温泉へ
  • 駐車場:温泉街や温泉寺周辺に無料駐車場あり、参道から急な山道を約10分~15分登る

滝の落差は約10mと控えめながら岩肌に沿って繊細に流れ落ちる、白糸のような流れが特徴的。

マイナスイオンをたっぷり浴びよう。

また、弘法大師(こうぼうだいし)=空海(くうかい)が龍神温泉を見つけるきっかけとなった龍神伝説の地であり、龍神がこの滝に現れて告げたという逸話が残ります。

空海ゆかりの八大龍王(はちだいりゅうおう)信仰や真言密教の霊域としても知られ、古くから祈雨や厄除けの霊場でした。

滝の近くには龍神温泉が広がり、湯治場(とうじば)として人々から親しまれていますので、立ち寄ってみるのもいいですね。

また、毎年夏になると龍神祇園祭(ぎおんまつり)も開催されるなど、龍神への感謝や水の恵みと安全を祈願する行事が伝承されています。

山口県の龍神の滝

岩国市(いわくにし)にある「龍神の滝」は、犬戻峡(いぬもどりきょう)の中に存在する秘境のスポット。

  • 所在地:山口県岩国市錦町宇佐、犬戻峡内
  • アクセス:錦川鉄道「錦町駅」より岩国市生活交通バスで約1時間「寂地峡入口」下車
    • 国道434号線を通り「寂地峡」の案内板に従って進む
  • 駐車場:犬戻峡の遊歩道入口付近に無料駐車スペースあり

観光パンフレットなどでも大々的にPRされていないから、訪問時は地図やGPSを利用してね。

落差は15m~16mとされる段瀑で、複層の岩肌に沿って白く流れ落ちる姿が名所の1つとなっています。

犬戻峡はほとんど人の手が加わっていない渓谷で、晴れた日には滝壺に小さな虹が現れ、雨の日には霧が滝を包み込み、まさに龍神が棲む気配を感じられる神秘的な趣が。

また、山口県には「錦帯橋」(きんたいきょう)という木造の5連アーチ橋があり、美しい外観とともに龍神と関係する人柱伝説が伝わっています。

人柱伝説とは?

錦帯橋は過去に何度も洪水で流されてきました。

そのため橋が流されないように、2人の乙女が自らを人柱として龍神に願いを託したそうです。

すると乙女たちは石人形となり、錦帯橋と川を守る存在として信仰を集めるようになりました。

石人形とは、錦川(にしきがわ)で見つかる小石や砂からできた人の形に似た自然物だよ。

石人形は乙女たちの生まれ変わりとも考えられ、今でも橋や川の安全を祈る対象になっています。

福岡県の龍神の滝

糟屋郡(かすやぐん)篠栗町(ささぐりまち)にある「龍神の滝」は、篠栗四国霊場(ささぐりしこくれいじょう)の札所や豊かな自然に囲まれた神秘的なパワースポットとして知られています。

  • 所在地:福岡県糟屋郡篠栗町篠栗2752付近、「丸尾観音堂(篠栗四国霊場第三十八番札所)」のすぐ近く、多々良川の支流沿い
  • アクセス:「南蔵院」周辺から巡礼路を徒歩で約3~5分、丸尾観音堂が目印
    • JR「篠栗駅」より車で約10分
  • 駐車場:丸尾観音堂や周辺の公共駐車場を利用可能

滝の落差は約4~5mの、まっすぐ落ちる直瀑(ちょくばく)で、豊富な水量と透明度が特徴の澄み切った流れが特徴。

滝行にも使われていて、修験や祈願の場としても信仰されているよ。

滝壺は澄んだ青緑色で透き通り、吸い込まれそうな神秘的な美しさ!

緑に囲まれた静寂な空間で心身を浄化し、龍神のパワーを存分に感じられることでしょう。

大分県の龍神の滝

玖珠郡’くすぐん)九重町( ここのえまち)にある「龍神の滝」は、知る人ぞ知る絶景スポットです。

  • 所在地:大分県玖珠郡九重町松木(龍門の滝のそば)
  • アクセス:大分自動車道「九重IC」より県道40号線を経由し、車で約15分
  • 駐車場:「龍門の滝」周辺の無料駐車場(数十台分、滝への遊歩道入り口付近)を利用でき、そこから徒歩数分

落差は約5mの小規模な滝で、清流が岩肌を滑るように流れ落ちる姿は繊細かつ力強く、神秘的な風格を漂わせています。

滝壺は驚くほど透明で、滝の音は渓谷に優しく響く癒しの空間。

秘境感たっぷりでリラックスできそう。

春の新緑、夏の深い緑、秋の紅葉と、一年を通して美しいコントラストが楽しめる場所です。

近くには「龍門の滝」(りゅうもんのたき)と呼ばれる二段落としの滝もありますので、お時間がある方はこちらへも足をのばしてみてはいかがでしょうか。

屋久島(鹿児島県)の龍神の滝

屋久島(やくしま)にある「龍神の滝」は、屋久島特有の亜熱帯・照葉樹林に囲まれた場所にあり、豊かな自然を感じることができるスポット。

  • 所在地:鹿児島県熊毛郡屋久島町原、鯛ノ川本流沿い
  • アクセス:「原入口」バス停より遊歩道で徒歩約20分
    • 車では「安房港」より約20分、「宮之浦港」より約50分、「屋久島空港」より約35分
  • 駐車場:普通車2台程度の駐車スペースあり

落差が約15m~20mの直瀑で、屋久島では中規模ながらもダイナミックな流れが特徴です。

鋭く切り立つ岸壁を白い水が真っすぐに裂けるように落下する姿が、龍の体を連想させることから「龍神の滝」と名付けられました。

光の加減で虹が滝壺にかかることもあるよ!

屋久島は世界自然遺産に登録されているほどの生態系の宝庫であり、滝の水源もまた屋久島の豊富な雨と豊かな森が生み出した産物です。

沖縄県の龍神の滝

沖縄県では海や川に龍神信仰が根付いているため”龍神の滝”はありません。

けれど、沖縄には圧倒的な青い海や神話が息づく川や泉、「斎場御嶽」(せいふぁうたき)と呼ばれる聖地、そして森の奥の秘境的自然が多数存在します。

その沖縄屈指のパワースポットとして、うるま市にあるのが「龍神風道」(りゅうじんふうどう)と呼ばれる龍神のエネルギーが通る道。

木々に囲まれた高台からは海が一望でき、遠くには神の島とされる浜比嘉島(はまひがじま)や久高島(くだかじま)も見えることから、自然と神聖な力が融合した祈りの場でもあるんだとか。

この風道を歩くことで、龍神の持つ自然の力や神秘的なエネルギーを感じることができるとして強力なパワースポットになっています。

  • 所在地:沖縄県うるま市与那城宮城2768(「ぬちまーす観光製塩ファクトリー(ぬちうなー)」の敷地内)
  • アクセス:バス停「宮城中学校前」または「平安座総合開発」より徒歩約16分
    • 那覇空港より車で約1時間30分
  • 駐車場:「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」内に無料駐車場あり

まとめ

この記事では、日本各地の「龍神の滝」17選と絶景スポットから秘境スポットまで徹底紹介してきました。

大瀑布と呼ばれるダイナミックな滝から、細いながらも白い筋がきらめく滝など、新緑や紅葉とのコントラストが織りなす絶景スポットの数々。

また、時折見ることができる虹や滝壺の鮮やかなエメラルドグリーンなど、非日常を味わうことのできる秘境感もおすすめポイントです。

日本には、個性豊かな”龍神の滝”がたくさんあったね。

けれど、秘境スポットは未舗装であったり所在地が分かりにくい一面もあるので、地図やGPSは必ず準備しましょう。

また、滝の周辺は足元が水しぶきで濡れていたり岩などで足場が悪い場所も多いので、滑りにくい靴で向かうことも忘れないようにしてください。

山の天候は変わりやすいため、服装や飲み物などの準備は万全にし、体調も整えた状態で向かうのがベストです。

あなただけの、お気に入りの”龍神の滝”を見つけてくださいね!

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龍神ナビゲーター
『龍ナビ』では、日本各地の龍神信仰の神社を巡り、そのご利益や神秘的な力についてご紹介しています。龍神は水や雨、浄化、そして変革の象徴。訪れる神社の魅力、参拝の心得、そして龍神から授かるパワーを知って運気UPしましょう! このブログでは、龍神信仰の奥深さや、日本全国の龍神神社の参拝体験記、訪れる方におすすめのご利益スポットを丁寧にご紹介しています。
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